11月19日~23日まで、Las Vegas Open 2014に参加してきました。
会場はフラミンゴホテルです。ここはストリップにあるのにホテル代は安くて割とお得だと思います。
その代わり部屋はそこそこですね。今回はU25代表の野口翔平君と部屋をシェアしました。
この大会、Websiteは10年使いまわしているし、FacebookもTwitterもメールによるお知らせも、告知らしきものはほとんどしないのですが、今回も200人近くの人が集まっていました。スタッフも長年同じで運営が安定している事や、ラスベガスというネームバリューのすごさなのでしょうか。うまくすれば300人超の大会になる可能性もあると思います。
個人的に気に入っているのは部屋が広くてゆったりプレイできる事、日数が長い事(5日間)、その結果ポイント数がメインもSuper Jackpotも15pと長い事です。表彰式がなく、Stream配信はおろか写真のUPすら全くない事が残念な点です。
今回参加した種目は下記の通り。
Super Jackpot ($1000 + Side Pool $250)
Main ($500 + Super Side Pool $1000 + Side Pool $100)
Doubles ($300 + Side Pool $100)
Super Jackpotは32人参加で、コンソレーション無しのK.O.式トーナメントです。ベスト4以降に賞金があります。3回勝つだけで賞金がもらえるし、優勝したらかなり大きいので、強い人とハイローラー(お金持ち)に人気のトーナメントです。
1回戦はいきなり世界チャンピオンの矢澤亜希子氏と当たりました。まあSuper Jackpotでは弱い相手はほとんどいないので、特に気にしていません。過去に何十試合とやっているので手の内が分かっている分やりやすいという意味はあります。
試合はクロックなしでやったために4時間ぐらいかかった気がします。お互いに気にしないのであればクロックなしの試合が一番実力が出て、いい試合になると思います。ただし、体力を余計に使うので自分のその後のトーナメントには響いてしまいます。試合内容もよく、エラーレートは2.0を出して勝利しました。
○望月正行 vs 矢澤亜希子× エラーレート 2.0 vs 4.7 棋譜はこちら
2回戦はBackgammon Giants Ranking 5位のMatt Cohn-Geierです。強い人と連続でプレイできるのは幸せですね。11-6/15pで1手キューブを早く打ったために4点負けて逆転されてしまいました。最後はお互い時間が無くなってエラーレートが悪くなりました。
×望月正行 vs Matt Cohn-Geier○ エラーレート 2.3 vs 3.6 試合は負け棋譜はこちら
これでSuper Jackpotは終了。
メイントーナメントは88人参加なのですが、1回戦負けるとリエントリーできます。64の枠が埋まるまでは何回でもリエントリーできるようなので、2回リエントリーした人もいるようです。ということで、リエントリーを含めると実質128人参加と言えます。
私の1回戦の相手はRay Fogerlundで、1-4/15pから4倍のキューブを引かされてギャモン負けして終了。
仕方ないので即リエントリーして、Wayne Feltonというイギリスの方に勝ちました。
○望月正行 vs Wayne Felton× エラーレート 2.8 vs 8.9 棋譜はこちら
これで何とか初日は抜けました。次の日に行われたL64はDennis Culpepperさんと。彼は好紳士でマナーが良く
快適にプレイできる相手でした。途中でコーヒーを頼みもしないのにおごってくれたのを覚えています。
棋譜はこちら。
L32はMario Sequeiraさんと。以前はかなり勝ちにこだわるタイプだったと思うのですが、最近はそうでもない気がします。少し丸くなってきた印象を受けます。棋譜は残っていないのですが、勝利。
L16はAlfred Unesさんという南米の方と対戦しました。(ブラジル?)とにかくプレイが早いのと、キューブを何でも引くタイプでした。2-9/15pで負けていたのですが、あり得ないアーリーキューブが来たのでテイクして、4倍をかなり遅めに返しました。
is Unes Alfredo score: 9 pip: 133 15 point match
pip: 87 score: 2
is Mochy XGID=-aCBBbBBA--Cb----a-bb-cb--:1:1:1:00:2:9:0:15:10
on roll, cube action? Analyzed in XG Roller++ No redouble Redouble/Take Player Winning Chances: 77.06% (G:20.37% B:0.23%) 79.06% (G:19.17% B:0.19%) Opponent Winning Chances: 22.94% (G:2.77% B:0.07%) 20.94% (G:2.68% B:0.09%) Cubeless Equities +0.758 +1.931Cubeful Equities No redouble:+1.088 Redouble/Take:+1.914 (+0.826) Redouble/Pass:+1.000 (-0.088) Best Cube action: Too good to redouble / PassPercentage of wrong take needed to make the double decision right: 9.6%
遅めにというかToo goodなのですが、彼はこれを0.1秒でテイク。うまい事8点勝つことができました。しかし4away-2awayのゲームで
ブランダーを犯して敗れました。
is Unes Alfredo score: 13 pip: 88
15 point match pip: 95 score: 11
is Mochy XGID=--DC-DB--aa--a-----bbccBb-:1:-1:1:54:11:13:0:15:10
to play 54 1.XG Roller++6/1 5/1eq: -0.664Player:Opponent:16.16% (G:0.64% B:0.01%)83.84% (G:14.72% B:0.36%) 2.XG Roller++23/18 5/1eq: -0.704 (-0.040)Player:Opponent:12.72% (G:2.08% B:0.04%)87.28% (G:22.68% B:0.59%) 3.XG Roller++23/14eq: -0.791 (-0.127)Player:Opponent:9.74% (G:0.72% B:0.02%)90.26% (G:20.10% B:0.44%)
このスコアですので、ついつい強気に23/18を確定したくなります。しかし、ピップは互角ぐらいですし、飛び出すとSHOT数が多すぎるし、SHOTをもらえることもほとんどありません。じっくりとボードを壊して耐えるのが正解でした。
×望月正行 vs Alfred Unes○ エラーレート 3.0 vs 8.8 棋譜はこちら
これでコンソレーション(敗者慰安戦)に回ります。
Last 32
○望月正行 vs Pete Anderson× エラーレート2.4 vs 8.5 棋譜はこちら
Last 16
○望月正行 vs Charles Raichle× エラーレート 3.8 vs 5.5 棋譜はこちら
これはエラーレート的には今大会で一番やってしまった試合です。
Last 8
○望月正行 vs Ted Chee× エラーレート2.3 vs 9.8 棋譜はこちら
マネーラウンドです。DMPでの54と55が非常に面白いプレイでした。
Last 4
×望月正行 vs Dennis Culpepper○ エラーレート3.0 vs 5.8 棋譜はこちら
なんと、メインで倒したDennisがコンソレーションを勝ち上がってまた当たりました。今回は残念ながら負けてしまいました。
コンソレーション4位ですので賞金は獲得しましたが、あまりにも微妙な額でした。
続く
会場はフラミンゴホテルです。ここはストリップにあるのにホテル代は安くて割とお得だと思います。
その代わり部屋はそこそこですね。今回はU25代表の野口翔平君と部屋をシェアしました。
この大会、Websiteは10年使いまわしているし、FacebookもTwitterもメールによるお知らせも、告知らしきものはほとんどしないのですが、今回も200人近くの人が集まっていました。スタッフも長年同じで運営が安定している事や、ラスベガスというネームバリューのすごさなのでしょうか。うまくすれば300人超の大会になる可能性もあると思います。
個人的に気に入っているのは部屋が広くてゆったりプレイできる事、日数が長い事(5日間)、その結果ポイント数がメインもSuper Jackpotも15pと長い事です。表彰式がなく、Stream配信はおろか写真のUPすら全くない事が残念な点です。
今回参加した種目は下記の通り。
Super Jackpot ($1000 + Side Pool $250)
Main ($500 + Super Side Pool $1000 + Side Pool $100)
Doubles ($300 + Side Pool $100)
Super Jackpotは32人参加で、コンソレーション無しのK.O.式トーナメントです。ベスト4以降に賞金があります。3回勝つだけで賞金がもらえるし、優勝したらかなり大きいので、強い人とハイローラー(お金持ち)に人気のトーナメントです。
1回戦はいきなり世界チャンピオンの矢澤亜希子氏と当たりました。まあSuper Jackpotでは弱い相手はほとんどいないので、特に気にしていません。過去に何十試合とやっているので手の内が分かっている分やりやすいという意味はあります。
試合はクロックなしでやったために4時間ぐらいかかった気がします。お互いに気にしないのであればクロックなしの試合が一番実力が出て、いい試合になると思います。ただし、体力を余計に使うので自分のその後のトーナメントには響いてしまいます。試合内容もよく、エラーレートは2.0を出して勝利しました。
○望月正行 vs 矢澤亜希子× エラーレート 2.0 vs 4.7 棋譜はこちら
2回戦はBackgammon Giants Ranking 5位のMatt Cohn-Geierです。強い人と連続でプレイできるのは幸せですね。11-6/15pで1手キューブを早く打ったために4点負けて逆転されてしまいました。最後はお互い時間が無くなってエラーレートが悪くなりました。
×望月正行 vs Matt Cohn-Geier○ エラーレート 2.3 vs 3.6 試合は負け棋譜はこちら
これでSuper Jackpotは終了。
メイントーナメントは88人参加なのですが、1回戦負けるとリエントリーできます。64の枠が埋まるまでは何回でもリエントリーできるようなので、2回リエントリーした人もいるようです。ということで、リエントリーを含めると実質128人参加と言えます。
私の1回戦の相手はRay Fogerlundで、1-4/15pから4倍のキューブを引かされてギャモン負けして終了。
仕方ないので即リエントリーして、Wayne Feltonというイギリスの方に勝ちました。
○望月正行 vs Wayne Felton× エラーレート 2.8 vs 8.9 棋譜はこちら
これで何とか初日は抜けました。次の日に行われたL64はDennis Culpepperさんと。彼は好紳士でマナーが良く
快適にプレイできる相手でした。途中でコーヒーを頼みもしないのにおごってくれたのを覚えています。
棋譜はこちら。
L32はMario Sequeiraさんと。以前はかなり勝ちにこだわるタイプだったと思うのですが、最近はそうでもない気がします。少し丸くなってきた印象を受けます。棋譜は残っていないのですが、勝利。
L16はAlfred Unesさんという南米の方と対戦しました。(ブラジル?)とにかくプレイが早いのと、キューブを何でも引くタイプでした。2-9/15pで負けていたのですが、あり得ないアーリーキューブが来たのでテイクして、4倍をかなり遅めに返しました。




eXtreme Gammon Version: 2.12.201.pre-release, MET: Kazaross XG2
遅めにというかToo goodなのですが、彼はこれを0.1秒でテイク。うまい事8点勝つことができました。しかし4away-2awayのゲームで
ブランダーを犯して敗れました。






eXtreme Gammon Version: 2.12.201.pre-release, MET: Kazaross XG2
このスコアですので、ついつい強気に23/18を確定したくなります。しかし、ピップは互角ぐらいですし、飛び出すとSHOT数が多すぎるし、SHOTをもらえることもほとんどありません。じっくりとボードを壊して耐えるのが正解でした。
×望月正行 vs Alfred Unes○ エラーレート 3.0 vs 8.8 棋譜はこちら
これでコンソレーション(敗者慰安戦)に回ります。
Last 32
○望月正行 vs Pete Anderson× エラーレート2.4 vs 8.5 棋譜はこちら
Last 16
○望月正行 vs Charles Raichle× エラーレート 3.8 vs 5.5 棋譜はこちら
これはエラーレート的には今大会で一番やってしまった試合です。
Last 8
○望月正行 vs Ted Chee× エラーレート2.3 vs 9.8 棋譜はこちら
マネーラウンドです。DMPでの54と55が非常に面白いプレイでした。
Last 4
×望月正行 vs Dennis Culpepper○ エラーレート3.0 vs 5.8 棋譜はこちら
なんと、メインで倒したDennisがコンソレーションを勝ち上がってまた当たりました。今回は残念ながら負けてしまいました。
コンソレーション4位ですので賞金は獲得しましたが、あまりにも微妙な額でした。
続く