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Channel: Mochy's Backgammon Today
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クロアチアにきています

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現在バックギャモン世界ツアーの5週目で、クロアチアの大会にきています。
Dubrovnik openという大会で、世界遺産にもなっているDubrovnikで開催されます。

今回のツアーはキプロス、日本、ギリシャ、クロアチア、アメリカ(シカゴ)という予定です。すでに三週が終わり、キプロスでは優勝、日本では準優勝、ギリシャではスーパージャックポット優勝と一応結果が出ています。
しかしこのゲームは本当に面白いですね。15年もこんなことしてるのに、まだ今週末の大会が楽しみです。

ギリシャの大会は本当に行って良かった。現地の事情がよく分かりました。
ギリシャではギャモンのイメージが悪く、Facebookの趣味の欄にも書けないぐらいだそうです。
バックギャモンが趣味というのはギャンブルが好き、酒とタバコをやり、家庭を顧みない、無職の男、というイメージだとか。その一方でバックギャモンのルールを知っている人は何百万人といます。つまり、その悪いイメージを知的ゲームの良いイメージに変えてしまえば、あっという間に1000人単位でプレイヤーが獲得できます。
実際、併催されていたチェスの大会は600人の参加者がいました。
今後自分のビジネスフィールドはトルコになるかと思っていましたが、ギリシャも十分に未開のマーケットが広がっていそうです。こんな美味しい市場は他の分野にないんじゃないかな。

その他の細かいネタとしては。。。
ギリシャ、イタリアはドイツのメルケルを本当に忌み嫌っているんだなとプレイヤーと話していて思いました。ヒットラーと変わらないレベルでした。

ギリシャの失業率は30%、若者では70%らしいです。状況はとんでもなくひどいらしい。
ギャモンプレイヤーも仕事を失って大会に来れなくなっているようです。

ギリシャ人はプライドが高い。付き合う時にそこは忘れてはいけない。バックギャモンに関しても一方的に
見下してはものすごい反感を買いそうです。

長年争っているトルコとの関係は複雑で、プレイヤー同志はとても平和ですが、政治の話は決してしません。
トルコと戦争になったら最後の一兵まで戦うそうです。

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