14枚戻りのバックゲームというエントリーの解析結果を載せます。
eXtreme Gammonの解析によると黄色の勝率は40%程度あるとのこと。ロールアウト中で黒の側だけエラーが発生するため、実際には40%以下の勝率だと思います。黒が完璧にプレイすれば黄色の勝率は35%ぐらいまで抑え込まれてしまうのかもしれません。どれくらいの頻度でエラーが発生しているのかわからないので、単なる感覚ですが。
is Player 2
score: 0
pip: 167
1 point match pip: 29
score: 0
is Player 1 XGID=-J----a---aabbbbba-A----a-:0:0:1:00:0:0:0:1:3
on roll, cube action?
Analyzed in Rollout No double Double/Take Player Winning Chances: 40.43% (G:24.03% B:0.33%) 40.43% (G:24.03% B:0.33%) Opponent Winning Chances: 59.57% (G:0.00% B:0.00%) 59.57% (G:0.00% B:0.00%) Cubeless Equities -0.191 -0.191Cubeful Equities No double:-0.191 (0.000)±0.016 (-0.208..-0.175) Double/Take:-0.191±0.016 (-0.208..-0.175) Double/Pass:+1.000 (+1.191) Best Cube action: Double / TakeRollout details3604 Games rolled with Variance Reduction.
Dice Seed: 31128207
Moves and cube decisions: 4-ply
Double Decision confidence:50.5%Take Decision confidence:100.0%Duration: 2 hours 35 minutes
渡辺裕也 vs Lorenzoの試合からというエントリーのポジションの解析結果も載せます。
is Player 2
score: 4
pip: 128
11 point match pip: 111
score: 2
is Player 1 XGID=aBBB--BAA-A-cB---cBdb-b---:0:0:1:00:2:4:0:11:10
on roll, cube action?
Analyzed in XG Roller++ No double Double/Take Player Winning Chances: 66.28% (G:24.43% B:0.08%) 66.21% (G:25.66% B:0.10%) Opponent Winning Chances: 33.72% (G:7.25% B:0.32%) 33.79% (G:7.53% B:0.32%) Cubeless Equities +0.486 +1.039Cubeful Equities No double:+0.688 (-0.190) Double/Take:+0.878 Double/Pass:+1.000 (+0.122) Best Cube action: Double / Take
上のポジション(実戦)をダブルパスと思って解説してしまったわけですが、イージーテイクでした。スコアが4−2なのに大差でテイクですから、
これがイーブンスコアならものすごいテイクになります。(2-2/11pなら0.198のテイクになる)
あとで考え直してみると、下のようなリファレンスを思い出しました。
is Player 2
score: 0
pip: 135
Unlimited Game
Jacoby Beaver pip: 112
score: 0
is Player 1 XGID=aBB-B-B-B---dD---bAdbb----:0:0:1:00:0:0:3:0:10
on roll, cube action?
Analyzed in XG Roller++ No double Double/Take Player Winning Chances: 71.84% (G:20.92% B:0.06%) 71.56% (G:22.30% B:0.08%) Opponent Winning Chances: 28.16% (G:4.09% B:0.13%) 28.44% (G:4.23% B:0.12%) Cubeless Equities +0.604 +1.223Cubeful Equities No double:+0.813 (-0.187) Double/Take:+1.017 (+0.017) Double/Pass:+1.000 Best Cube action: Double / Pass
下のリファレンスはテイクとパスのボーダーラインです。
上の実戦のポジションとプラス点、マイナス点を比較してみました。
比較のため、リファレンスポジションをいじって期待値変化を確かめてみました。
( )のなかはリファレンスからの期待値の増加です。
黒(テイクサイド)にとってのプラス点
1)18pに相手のバックマンが2枚いるので外す時にチャンスがある(+377)
2)8pにスペアマンがいる(+146)
3)相手のインナーボード3,5p空きではなくて4,5p空きである。(+58)
黒(テイクサイド)にとってのマイナス点
1)黄色のビルダーが2枚ではなく3枚でしかもばらしてある(−144)
2)インナーボードが4,5,6pではなくて3,5,6pが出来ている。(−37)
黒(テイクサイド)にとって都合のいいことが全然多いようです。特にプラス点の2)はそれほど重要に考えていなかったので
驚きました。しかし、7pをアタックするのにも都合がいいし、ギャモン負けも減らしていて、ピップも5近づくと考えると納得です。
解説の時に下のリファレンスを瞬時に思いだし、上記比較ができれば正しくテイクだろうと解説できた気がします。
eXtreme Gammonの解析によると黄色の勝率は40%程度あるとのこと。ロールアウト中で黒の側だけエラーが発生するため、実際には40%以下の勝率だと思います。黒が完璧にプレイすれば黄色の勝率は35%ぐらいまで抑え込まれてしまうのかもしれません。どれくらいの頻度でエラーが発生しているのかわからないので、単なる感覚ですが。

score: 0
pip: 167

score: 0


Analyzed in Rollout No double Double/Take Player Winning Chances: 40.43% (G:24.03% B:0.33%) 40.43% (G:24.03% B:0.33%) Opponent Winning Chances: 59.57% (G:0.00% B:0.00%) 59.57% (G:0.00% B:0.00%) Cubeless Equities -0.191 -0.191Cubeful Equities No double:-0.191 (0.000)±0.016 (-0.208..-0.175) Double/Take:-0.191±0.016 (-0.208..-0.175) Double/Pass:+1.000 (+1.191) Best Cube action: Double / TakeRollout details3604 Games rolled with Variance Reduction.
Dice Seed: 31128207
Moves and cube decisions: 4-ply
Double Decision confidence:50.5%Take Decision confidence:100.0%Duration: 2 hours 35 minutes
eXtreme Gammon Version: 2.03, MET: Kazaross XG2
渡辺裕也 vs Lorenzoの試合からというエントリーのポジションの解析結果も載せます。

score: 4
pip: 128

score: 2


Analyzed in XG Roller++ No double Double/Take Player Winning Chances: 66.28% (G:24.43% B:0.08%) 66.21% (G:25.66% B:0.10%) Opponent Winning Chances: 33.72% (G:7.25% B:0.32%) 33.79% (G:7.53% B:0.32%) Cubeless Equities +0.486 +1.039Cubeful Equities No double:+0.688 (-0.190) Double/Take:+0.878 Double/Pass:+1.000 (+0.122) Best Cube action: Double / Take
eXtreme Gammon Version: 2.03, MET: Kazaross XG2
上のポジション(実戦)をダブルパスと思って解説してしまったわけですが、イージーテイクでした。スコアが4−2なのに大差でテイクですから、
これがイーブンスコアならものすごいテイクになります。(2-2/11pなら0.198のテイクになる)
あとで考え直してみると、下のようなリファレンスを思い出しました。

score: 0
pip: 135

Jacoby Beaver pip: 112
score: 0


Analyzed in XG Roller++ No double Double/Take Player Winning Chances: 71.84% (G:20.92% B:0.06%) 71.56% (G:22.30% B:0.08%) Opponent Winning Chances: 28.16% (G:4.09% B:0.13%) 28.44% (G:4.23% B:0.12%) Cubeless Equities +0.604 +1.223Cubeful Equities No double:+0.813 (-0.187) Double/Take:+1.017 (+0.017) Double/Pass:+1.000 Best Cube action: Double / Pass
eXtreme Gammon Version: 2.03
下のリファレンスはテイクとパスのボーダーラインです。
上の実戦のポジションとプラス点、マイナス点を比較してみました。
比較のため、リファレンスポジションをいじって期待値変化を確かめてみました。
( )のなかはリファレンスからの期待値の増加です。
黒(テイクサイド)にとってのプラス点
1)18pに相手のバックマンが2枚いるので外す時にチャンスがある(+377)
2)8pにスペアマンがいる(+146)
3)相手のインナーボード3,5p空きではなくて4,5p空きである。(+58)
黒(テイクサイド)にとってのマイナス点
1)黄色のビルダーが2枚ではなく3枚でしかもばらしてある(−144)
2)インナーボードが4,5,6pではなくて3,5,6pが出来ている。(−37)
黒(テイクサイド)にとって都合のいいことが全然多いようです。特にプラス点の2)はそれほど重要に考えていなかったので
驚きました。しかし、7pをアタックするのにも都合がいいし、ギャモン負けも減らしていて、ピップも5近づくと考えると納得です。
解説の時に下のリファレンスを瞬時に思いだし、上記比較ができれば正しくテイクだろうと解説できた気がします。